つれづれ日記

地面の下の話

Posted by earth on 2011年09月13日

私たち人間のほとんどは、何とか病気にならないで、できるだけ長生きしたいと考えているのだろうと思います。その気持ちにつけこんで、病気になったらこんなに大変ですよと、テレビでは連日保険会社のCMが流れ、「○○が身体にいい」とテレビが報じれば、その○○は即座に売り切れ。

でもそういうことは、結局枝葉でしかない、うわべの話。マスコミの情報に流されて生きる時代はそろそろ終わりにしたいですね。

さて、ここでちょっと深呼吸をして、もう少し視野を広げ、地球の健康に思いを馳せてみましょう。地球の、それも地面の下の健康の話です。

数年前、地球の地面の下の健康が損なわれているということを伝え続けている人がいると知りました。
地中には、人間の身体同様、水の道、空気の道が血管のように通っています。それが、開発や工事など、さまざまな
人間本位の行為のためにずたずたに寸断され、いわば気管や血管が詰まった状態になっているというのです。

きちんと呼吸できず血液の流れが滞った状態で、地面の中はみんな苦しんでいると。それが原因となって、あちこちの山が崩れ始めていると。深層崩壊が頻発している原因がここにあるのだそうです。

大切なのは少しでも健康な地中を取り戻すこと。
地中が健康になれば、地上のすべてが健康になる。

私にはこの話が理屈抜きで納得できたし、人間と自然が共存するために、最も必要なことに思えました。これは、今の私たちが真剣に考えなければならないことのひとつなんじゃないかと思っているところです。

みなさんも、足の下、地面の下の気持ちを、少し想像してみてはいかがでしょうか。


お産は楽し その1

Posted by earth on 2011年09月05日

「お産」という言葉を聞くとワクワクする。そう、私は「お産」が大好き。
たった2回しか経験できなかったけれど、それはそれは楽しかった。

でも最初からそうだったわけではない。
私も結婚する前は、いや、結婚してからも、赤ちゃんを産むのは痛くて大変なことだと思っていた。経験した事もないくせに、ただそう信じていた。
いつかは子どもと一緒の生活が始まるんだろうとぼんやり考えていたけれど、できれば、ボコッと目の前に現れてくれないかと願ったりもした。

ところが…

実際に経験した妊婦生活、そしてお産は、私の想像を完全に裏切った。どうして先輩の母たちはこの楽しさを教えてくれなかったんだろうと真剣に腹が立つほど、楽しかった。
でも誰に話しても「そんなの嘘だ」と信じてくれなかった。
「お産が楽しいなんて、そんなわけない」って。お産の経験のない女の子たちが口をそろえてそう言った。
これは大変だと思った。
私も知らなかったように、「お産の楽しさ」が伝わっていない。

これが、私が「いのちの自然塾」を始めたきっかけ。
2002年に始めたこの講座も、今年で10年。
回を重ねるごとに、お産のすごさ、いのちのすごさの核心に近づいて行く気がする。

産むことと、生まれること。

「お産」は、男も女も、すべての「生まれてきたことのある人」にとって、その後の人生を左右するくらい、とても大事な「時」なんだと思う。

ーつづくー


被害者

Posted by earth on 2011年08月31日

今日もまた日本は揺れに揺れています。8月31日に起きた地震は20時までで10回。うち震度1が4回、震度2が3回、震度3が3回。こんなに揺れるものなんですか、日本って。

そして揺れるたびに考えるのが原発事故のこと。
この事故に関していえば、身を粉にして反原発を訴え続けてきた人以外、完全なる「被害者」はひとりもいないと思う。

私たちは今まで、いやもしかしたら今も、どこか人ごとで、「よくない」と思いながらも、きちんとそれを表明し、反対してこなかったのです。

或は、よくないとも思っていなかったのかもしれない。
或は、真剣に原発のことを考えていなかったのかもしれない。
或は、プロパガンダを信じて、原子力の平和利用はあり得ると思っていたのかもしれない。
或は、プロパガンダを信じて、原発がなかったら私たちの生活は立ち行かないと思っていたのかもしれない。
或は…

そういう意味で、私たちは「加害者」でもあるのです。
そこをしっかり反省したいと思う毎日です。
本当にしっかり反省できたら、次に何をすればいいのかを考えられるのだと思います。

イシュマエル

Posted by earth on 2011年08月28日

「イシュマエル」という本をご存知だろうか。

友人がある日「読んでください」と置いていった本。
彼女は丁寧にも英語の原書と日本語の翻訳本の二冊を置いていってくれた。
なかなか本を読む時間が見つけられずにいた私は、しばらくこの二冊を机の上に置いたままにしておいた。

ある日、少し時間ができたので手に取って読み始めると…これがすごい本で。
うまく説明できないのだけれど、とにかく「すごい!」。何というボキャブラリーの少なさと嘆かわしい気持ちになるけれど、歯がゆいくらい、きちんとそのすごさを説明できない。

「イシュマエル」は「世界を救う真摯な望みを抱く」生徒を募集した教師。
そしてその募集に応じたのが、この本のもうひとりの登場人物の「僕」。
この二人が時間をかけて問答を重ね、今の世界がどうやって作られていったのか、そのからくりを解きほぐしていく。

「イシュマエル」は「僕」に問う。
「君たちの文化の人間で、どっちが世界を破壊したがっているのかね?」
この「どっち」という言葉の意味が、次第にはっきりとしてくるのがおもしろい。

「個人によって程度の差はあれ、君たちは、君たちに世界を破壊し続ける行為を無理強いする文明システムに拘束されている。そうしないと生きられない仕組みになっている」

なるほど、と私はただ唸る。

311を経験した今、もう一度読み返してみたいと思う本である。
みなさんも機会があったらぜひご一読を。
ただ、残念なことに、この本は今は絶版となっているため、図書館で捜すか(武蔵野市の図書館にはなかった)、古本を買うか、持っている人に借りるか、この3つの方法しかないのが難点だが。

「イシュマエル ヒトに、まだ希望はあるか」 ダニエル・クイン著


政治家たちのヴィジョン

Posted by earth on 2011年08月22日

今、政府内の人たちが一番力を入れているのは、まずは民主党の代表選挙。
そして次の政権を誰が握るか、誰を中心に日本という国を運営するか、
ということのようですね。

大連立だとか、あの人が出馬するとかしないとか、
とりあえず彼らの頭の中から、311の被災地と被災者のこととか、
福島第一原発の事故と放射能被害のことは消え失せている気がして
なりません。

政治家と呼ばれる人たちのヴィジョンって何なんでしょう。
ひとりひとり呼び出して、聞いてみたい気がします。

放射能汚染について、日本国民がもう少しはっきりと現実をみることができるように、しっかりした調査とその結果の公表をお願いしたいです。

日本の国の運営に関わる人たちのヴィジョンの中に、
『日本国民と日本の国土の健康と幸せのために全力を尽くす』
という一文があることを心から願う毎日です。

ほんとうは、『日本』という部分が『地球』になって欲しいですが、そこまで願うのは、無い物ねだりに思えますから。


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