つれづれ日記

イシュマエル

Posted by earth on 2011年08月28日

「イシュマエル」という本をご存知だろうか。

友人がある日「読んでください」と置いていった本。
彼女は丁寧にも英語の原書と日本語の翻訳本の二冊を置いていってくれた。
なかなか本を読む時間が見つけられずにいた私は、しばらくこの二冊を机の上に置いたままにしておいた。

ある日、少し時間ができたので手に取って読み始めると…これがすごい本で。
うまく説明できないのだけれど、とにかく「すごい!」。何というボキャブラリーの少なさと嘆かわしい気持ちになるけれど、歯がゆいくらい、きちんとそのすごさを説明できない。

「イシュマエル」は「世界を救う真摯な望みを抱く」生徒を募集した教師。
そしてその募集に応じたのが、この本のもうひとりの登場人物の「僕」。
この二人が時間をかけて問答を重ね、今の世界がどうやって作られていったのか、そのからくりを解きほぐしていく。

「イシュマエル」は「僕」に問う。
「君たちの文化の人間で、どっちが世界を破壊したがっているのかね?」
この「どっち」という言葉の意味が、次第にはっきりとしてくるのがおもしろい。

「個人によって程度の差はあれ、君たちは、君たちに世界を破壊し続ける行為を無理強いする文明システムに拘束されている。そうしないと生きられない仕組みになっている」

なるほど、と私はただ唸る。

311を経験した今、もう一度読み返してみたいと思う本である。
みなさんも機会があったらぜひご一読を。
ただ、残念なことに、この本は今は絶版となっているため、図書館で捜すか(武蔵野市の図書館にはなかった)、古本を買うか、持っている人に借りるか、この3つの方法しかないのが難点だが。

「イシュマエル ヒトに、まだ希望はあるか」 ダニエル・クイン著


政治家たちのヴィジョン

Posted by earth on 2011年08月22日

今、政府内の人たちが一番力を入れているのは、まずは民主党の代表選挙。
そして次の政権を誰が握るか、誰を中心に日本という国を運営するか、
ということのようですね。

大連立だとか、あの人が出馬するとかしないとか、
とりあえず彼らの頭の中から、311の被災地と被災者のこととか、
福島第一原発の事故と放射能被害のことは消え失せている気がして
なりません。

政治家と呼ばれる人たちのヴィジョンって何なんでしょう。
ひとりひとり呼び出して、聞いてみたい気がします。

放射能汚染について、日本国民がもう少しはっきりと現実をみることができるように、しっかりした調査とその結果の公表をお願いしたいです。

日本の国の運営に関わる人たちのヴィジョンの中に、
『日本国民と日本の国土の健康と幸せのために全力を尽くす』
という一文があることを心から願う毎日です。

ほんとうは、『日本』という部分が『地球』になって欲しいですが、そこまで願うのは、無い物ねだりに思えますから。


心のざわつき

Posted by earth on 2011年08月20日

ざわざわするのです 心が。

311から5ヶ月が過ぎて
北海道の泊原発について
高橋はるみ知事が運転再開容認の意向を表明するし
自分のまわりを見渡すと
やっぱり原発のことも 放射能のことも 地震や津波のことでさえ
みんなの心の中で
何だか遠い世界の 膜がかかったような出来事
に思えているような感じがする。

直接の被災地以外で暮らすみなさんにとって
『311』
は今もしっかり心の中に座って
自分に対してメッセージを発信し続けていますか?

今の一秒一秒が
普通ではない一秒一秒だというメッセージを
しっかり受け続けていますか?

まずは そこに鈍感にならず
『311』のメッセージを
ひとりひとりが受け続けたいと思う。

そして
「では私は何をすればいいのか」
を自分の頭で考えたいと思う。


思いっきり遊ぶ

Posted by earth on 2011年08月16日

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先週末「おとな のびのびキャンプ」に行ってきた
むちゃくちゃ楽しい2日間だった
川の音に包まれ 森の木々に包まれ 
のんびり のびのび 思いっきり遊んだ

川に飛び込む 流れに浮かぶ
木漏れ日を楽しみ 月明かりを愛でる

いのちを喜び 自分を楽しむ
大事だなと思う こういう時間

自然に包まれて思いっきり遊んだら 大事なことが見えてくる
心と身体がノビをしたら 新しい道が見
えてくる

大事にしよう こういう時間
そして子どもたちに伝えよう ほんとうに大事なことは何なのかを

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プラスの気

Posted by earth on 2011年07月30日

この夏最初の子どもキャンプが終わった。
淳さん曰く、その3日間、Earthmanshipのフィールドは「プラスの気」で
満ち満ちていたと。

そう言われてハッとした。
吉祥寺で留守番をしていた私に聞こえてくるニュースは、「マイナスの気」であふれていたから。

原子力安全保安院のやらせは中部電力だけに留まらず、世界中でつづく天災はほんとうに天災なのかと疑いたくなるほどで、金と権力だけを求め続ける一部の人間の暗部が見え隠れする。

「プラスの気」の存在を忘れているのは私たち大人なんだ。
結局、自然と離れすぎた人間が大人になり、頭だけで子どもを育て、その子がまた親になり、子どもを育て…。それがふた巡りくらいしたのだろうか。

311で「もういい加減にやり直そうよ」というメッセージを突きつけられた私たち。この時を生かすか殺すか、さあ、みんな、どうする?!
被災地のことも、311のことも、昔の出来事になってきていませんか?

まだ、何も終わっていないし、何も始まっていないことを忘れずに、まずはしっかりと、自分が「全体の中の一部であること」を知る体験をしてほしい。
すべての「いのち」がつながっていて、生かされている「いのち」であることを知ってほしい。
それが真に分かったとき、人は次に繋ぐべきものを獲得するのだと思う。

それを教えてくれる一番の先生は「自然」です。


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