つれづれ日記

あるものを数える 生き方

Posted by earth on 2012年08月25日

ものが溢れ 便利さに慣れきった現代人は 「ないものを数える」ことが実に得意である。「ないものを数える」ことは あたり前のことながら「不満」を生みだし 「感謝」の気持ちから遠ざかる。

この夏 Earthmanshipの「夏のこどものびのびキャンプ」をスタートさせる時に 参加するこどもたち 親たち そしてスタッフにひとつの提案をしようと思った。それは

このキャンプ中は ないものを数えるのではなく あるものを数えてみよう

というものだった。

Earthmanshipのフィールドは 手つかずの自然。
そこには電気も水道もガスもない。もちろん家もなければ いわゆるキッチンもない。テーブルもないし お風呂もないし 洗面所もないし…。
こんな風に ないものを数え始めたら あっという間に両手の指では足りなくなり 足の指の応援を頼んでも足りない。

でもそこでキャンプができるのはなぜ?

それは あるれるほどの「もの」があるから。
それも人間が生きていくために必要なものがたくさん。

清らかな水がある。
雨風をしのぐためのテントを建てられる平らな場所がある。
火をおこせる薪がとれる。
お日さまがある。
雲がある。
月もある。
星もある。
空がある。
風が吹く。
雨が降る。

そして

私たちひとりひとりの中に それを感じ 喜び 感謝できる心がある。

私たちは 確かに 溢れる恵みの中にいる。

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Posted by earth on 2012年04月15日

「神のなさることは すべて時にかなって美しい」

これは旧約聖書の中の 私の大好きな一節です。
それにしても すべてのことに「時」があるものだと、今また あらためて思わされています。

昨年の10月末に、友人からある映画を紹介されました。
その映画が伝えるメッセージはEarthmanshipの活動と重なると思うので是非観てほしいと。
その映画のタイトルは「カンタ!ティモール」。

さっそく観たその映画は、いろいろな意味で衝撃的で、これは是非Earthmanshipで上映会をやろうと即決。
それから日程、会場、上映会の形態など、いろいろ考えているうちに時間はどんどん過ぎていき、実現したのは先週末の4月8日。気がつけば最初に映画を観てから5ヶ月が経っていました。

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上映会の準備をしていた冬のある日。
つれあいの淳が嬉しそうにある冊子を持ってやってきました。
それは日本環境教育フォーラムのニュースレター「地球のこども」2010年6月号で、淳が特集に文章を書かせていただいたものでした。
淳は自分の書いたページを開いてみせてから、次のページを開けるようにと言います。開けてみると、何とそこに、「カンタ!ティモール」をつくった監督の広田奈津子さんが書かれた文章が載っているではありませんか。

何ということでしょう。約一年半も前に、私たちは広田さんの文章を目にし、「カンタ!ティモール」という映画ができたことを読んでいたにもかかわらず、そのことは頭にも心にも残ることなく過ごしてきたのです。 そして今その「時」が来て、私たちはこの映画、そして広田さんとつながったのです。
ぼんやりしていたと言えばそれまでですが、やはりこれが「時」だったのでしょう。

この備えられた「時」に心から感謝した、春の一日でした。

 

※淳さんが「地球のこども」に書いた文章は「エッセイ」のページで紹介していますので、よろしければご覧ください。


東大話法

Posted by earth on 2012年02月25日

「東大話法」なるものがあるという。それに着想したのは東京大東洋文化研究所の安富歩教授。東大OBが最も巧みに操るだけで、出身大学とは関係なく見られる現象らしい。

「東大話法」その規則の抜粋

1)自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する。
2)自分の立場の都合のよいように 相手の話を解釈する。
3)都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事をする。
5)どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも 自信満々で話す。
6)自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱい批判する。
8)自分を傍観者と見なし、発言者を分類してレッテル貼りし、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。
9)「誤解を恐れずに言えば」と言って嘘をつく。
11)相手の知識が自分より低いと見たら、なりふり構わず、自信満々で難しそうな概念を持ち出す。
12)自分の議論を「公平」だと無根拠に断言する。
16)わけのわからない理屈を使って相手をケムに巻き、自分の主張を正当化する。
18)ああでもない、こうでもない、と引っ張っておいて、自分の言いたいところに突然落とす。
20)「もし○○○であるとしたらお詫びします」と言って、謝罪したフリで切り抜ける。

とここまで読んで、みなさんの頭にどんな言葉や光景が思い浮かぶだろうか。
私の頭には、311以降、一気に露出度を増した “原子力ムラ” につながる学者、役人の顔が思い浮かぶ。

「東大話法」にだまされないためにどうすればいいか。安富教授はこう言う。

「自らの内にある東大話法に向き合い、考えることから逃げない姿勢が大切。東大話法を見つけたら、笑ってやること」

なるほど、こうすれば日本は笑いで溢れる国になる?
いやいや、こんな笑いは溢れさせてはいけないね。

※参考記事:東京新聞2012年2月25日朝刊「こちら特報部」


NZの地震から一年

Posted by earth on 2012年02月22日

ニュージーランドの地震から今日で一年。
その17日後に311が起きて、みんなの心の中でクライストチャーチの悲劇は居場所を失った気がする。
311の被害があまりに大きかったから。

どのご遺族にとっても全体の被害の大きさなんて関係ないのに。
愛する人がいなくなった悲しみは同じなのに。

311のために、クライストチャーチのご遺族が、大きな声で「悲しいよ」と言えないなんてことがないように。

忘れないでおこうね。
ここで、たくさんの未来あるいのちが天に召されたことを。

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撮影:村上謙治

知らなくてもいいこと

Posted by earth on 2012年02月21日

今年に入って、新聞を朝日から東京新聞に変えた。
そうしたら、折り込み広告が激減した。
一日に入る広告がだいたい2〜3枚。
ゴミが減って気分爽快だった。

ところがしばらくして、地域のセール情報がまったく入ってこないことに気がついた。
「今、東急って何やってんだっけ?」
カーニバルは?
カルディは?…

そして今、さらに気がついた。
広告で踊らされて、特に必要ないものを買いたい気分になっていた今までを。

知らなくていいことも、この世にはあるみたいだね。

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