つれづれ日記

東大話法

Posted by earth on 2012年02月25日

「東大話法」なるものがあるという。それに着想したのは東京大東洋文化研究所の安富歩教授。東大OBが最も巧みに操るだけで、出身大学とは関係なく見られる現象らしい。

「東大話法」その規則の抜粋

1)自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する。
2)自分の立場の都合のよいように 相手の話を解釈する。
3)都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事をする。
5)どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも 自信満々で話す。
6)自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱい批判する。
8)自分を傍観者と見なし、発言者を分類してレッテル貼りし、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。
9)「誤解を恐れずに言えば」と言って嘘をつく。
11)相手の知識が自分より低いと見たら、なりふり構わず、自信満々で難しそうな概念を持ち出す。
12)自分の議論を「公平」だと無根拠に断言する。
16)わけのわからない理屈を使って相手をケムに巻き、自分の主張を正当化する。
18)ああでもない、こうでもない、と引っ張っておいて、自分の言いたいところに突然落とす。
20)「もし○○○であるとしたらお詫びします」と言って、謝罪したフリで切り抜ける。

とここまで読んで、みなさんの頭にどんな言葉や光景が思い浮かぶだろうか。
私の頭には、311以降、一気に露出度を増した “原子力ムラ” につながる学者、役人の顔が思い浮かぶ。

「東大話法」にだまされないためにどうすればいいか。安富教授はこう言う。

「自らの内にある東大話法に向き合い、考えることから逃げない姿勢が大切。東大話法を見つけたら、笑ってやること」

なるほど、こうすれば日本は笑いで溢れる国になる?
いやいや、こんな笑いは溢れさせてはいけないね。

※参考記事:東京新聞2012年2月25日朝刊「こちら特報部」


NZの地震から一年

Posted by earth on 2012年02月22日

ニュージーランドの地震から今日で一年。
その17日後に311が起きて、みんなの心の中でクライストチャーチの悲劇は居場所を失った気がする。
311の被害があまりに大きかったから。

どのご遺族にとっても全体の被害の大きさなんて関係ないのに。
愛する人がいなくなった悲しみは同じなのに。

311のために、クライストチャーチのご遺族が、大きな声で「悲しいよ」と言えないなんてことがないように。

忘れないでおこうね。
ここで、たくさんの未来あるいのちが天に召されたことを。

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撮影:村上謙治

知らなくてもいいこと

Posted by earth on 2012年02月21日

今年に入って、新聞を朝日から東京新聞に変えた。
そうしたら、折り込み広告が激減した。
一日に入る広告がだいたい2〜3枚。
ゴミが減って気分爽快だった。

ところがしばらくして、地域のセール情報がまったく入ってこないことに気がついた。
「今、東急って何やってんだっけ?」
カーニバルは?
カルディは?…

そして今、さらに気がついた。
広告で踊らされて、特に必要ないものを買いたい気分になっていた今までを。

知らなくていいことも、この世にはあるみたいだね。

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最後のチャンス

Posted by earth on 2012年02月16日

その昔、Dという広告代理店にこんな「戦略十訓」があったそうです。

1. もっと使わせろ
2. 捨てさせろ
3. 無駄使いさせろ
4. 季節を忘れさせろ
5. 贈り物をさせろ
6. 組み合わせで買わせろ
7. きっかけを投じろ
8. 流行遅れにさせろ
9. 気安く買わせろ
10. 混乱をつくり出せ

あらまあ…ですよね。
でもこれはこの広告代理店だけがやってきたことではないですね。日本が国をあげてやってきた事なのだろうと思います。

まんまと引っかかったたくさんの日本人は
人として大事な心を忘れ
命のつながりを忘れ
それを忘れたまま次の世代を育てた。

そしてその結果

自分より下だと思うものを見つける事に血眼になり
自分を大きく見せる事にすべてのエネルギーを使い
お金が何より大事と思い込み
自分が自分のいのちに対して恥ずかしくない生き方をしているかどうかなど
まったく考える事なく

学校の名前や会社の名前だけで自信をつけようとし
くだらない 人との見栄の張り合いに命をかける大人たちが
どんどん産み出されていったのです。

そんな大人に育てられた子どもたちは
当然大好きな親の跡をたどる…

これは命に対する冒涜です。

みんなもっと自分の「いのち」に敬意をはらってください。
そしてあなたのその「いのち」に自信をもってください。

私たちは311という大きな犠牲と引き換えに
自分をふりかえる最後のチャンスをいただいたのです。

「教育と自由」北大教授のコラム

Posted by earth on 2012年02月05日

昨日のつれづれ日記の続きです。
今日(2/5)の東京新聞に、北海道大学教授 山口二郎先生がこんなことを書いておられます。まったく同感なので、ここにご紹介します。
教育の問題は、自分に子どもがいる いないに関わらず、私たちが暮らすこの日本の将来を考える時にとても重要な問題です。みなさんおひとりおひとりが、
この現実に目を向けてくださることを心から願い求めます。

「教育と自由」 山口 二郎(北海道大学教授)
土肥信雄・元都立三鷹高校校長が、都立高校の職員会議における採決の禁止は違法であると訴えた裁判で、一審の東京地裁は土肥氏敗訴の判決を出した。
大阪における教育基本条例にしても、東京における教育現場の締め付けにしても、日本の教育行政では、学校教育を労務管理の発想で捉える動きが強まっている。

この点について、既に明治時代に三宅雪嶺というジャーナリストが次のように予言していた。
「独立心を憎むの官吏が教育を監督し、独立心を憎むの教員が授業を担当しては」、「有識有能の奴隷精神」を持った人間を作り出すだけであると。
有識有能の奴隷精神は、無責任なエリートを生み、国を破壊に導いた。現代日本では、これに独立心を憎む裁判官が加わった。

学校における上意下達と点数主義を推進する為政者は、グローバルな競争に勝つ人材を育成したいと言うが、それはとんでもない見当外れである。

知的、精神的に自立した若者を育てるためには、教師の自立、独立を保障しなければならない。自治体首長の政治的趣味で上からの統制を強めれば、上司の顔色をうかがう教師が増え、そんな教師の下からは事大主義※1の人間しか育たない。

一審では負けたが、学校における自由を守るために土肥氏の勇気ある戦いを支援しなければならない。

ー東京新聞 2/5 朝刊 「本音のコラム」より転載ー

※1「事大主義」とは、自分の信念を持たず、支配的な勢力や風潮に迎合して自己保身を図ろうとする態度や考え方をいう。


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